引き寄せの法則~開運すれば人の縁も変化する

運が良くなったり理想が実現する前に、「これはという人との縁が切れる」現象に直面します。これは神様が動き始めた最初の変化なのです。開運するには神様から見た悪縁を断ち切り、良縁とつなぐ必要があるということです。その悪縁とは、自分の側から見れば、切りたくない縁であることもあります。自分にとって居心地が良い、自分から見てむしろ良縁だと思っていたものが切られてしまう、ということもあります。

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開運の前には貧乏神が離れる

その縁こそがあなたにとっての貧乏神だったのですが、その時点では自分ではそうとわからないのです。時間が経過して、やっとわかってくるのです。神様に立志発願して神様が動き出すというのは自分にとって都合の良いことばかりが起こるのではありません。本当の幸せに到達するために試練を乗り越える必要があります。人間は誰でも自分の霊格、霊層のレベルに相応しい人を周囲に引き寄せています。親や兄弟などは前世の自分のレベルからつながったものです。教材を実践し、学んでいるとあなたの霊格、霊層のレベルがどんどん上昇していきますので、過去の人の縁とはつりあわなくなってくるのです。

意外な人物があなたの疫病神となっている

運の悪いグループにいる限り、運の良いグループに入れません。そこで神様の御加護は悪縁を切る方に働くのです。もっとも足をひっぱっていた悪縁が切れるのです。恋人や友と別れていくのはその典型例です。その時にはたいへん悲しいわけですが、数か月、数年して、結果的に、もっとすばらしい伴侶や師や友に巡り合うのです。自分の周囲にいる人の縁は天からの授かりものであり、いつでもお返しできる気持ちでいる方が良いということです。集まっては離れ、また集まるのが人間というものです。人間理解を深くし、人が離れていくことを恐れないことです。肝心なことは自分の人格を高めることです。自分のレベルが高まれば高まるほど、それに見合う良い縁が引き寄せられてきます。

去る者は追わず、来るものは拒まず

あなたが、天国の想念を会得すればするほど、同種の人が集まるということです。明るくて、軽くて、温かい心。何でも前向きで楽天的。過去を手放し、人を許し、神仏に感謝する。自分のことだけでなく、日本の国のことや世界の幸せを念願している。あなたがそういう内面になればなるほど、それに相応しい縁があなたのところに自然に集まります。「論語」や「大学・中庸」などの古典を熟読すれば自ずから「考え方」が変化し、人格つまり霊格が上がります。人格、霊格などというものは、あなたの「考え方」の中に存在しているからです。「人間とはこういうものである「世界とはこういうものである」「自分とはこういうものである」といった「考え方」が、人格、霊格の正体です。

人格向上とは霊格向上

人格の涵養という基礎があってこそ、人脈や出会いを求めての活動や行動が良い結果につながります。「普遍的信仰心」が会得できてくれば、「自分と神様」という尺度で世界が見れるようになります。自分の言動が神仏の目から見て、善きものだったかどうか。神の御心に叶う生き方で日々の活動ができたかどうか。それが自己内省の中心となりますので、他者の思惑についてこだわる必要がなくなるのです。その状態になれば、本当の慈悲、慈愛、博愛が発揮できます。また結果へのこだわりも消えていきます。神仏の目から見れば、結果よりも過程が重要だと悟るからです。どんな気持ちで、どんな心底で、どのような過程を踏んで、目的まで到達しようとしたかが重要であり、結果は問題ではないとわかってくるのです。あなたがそのような境地に至れば、それに見合う素晴らしい霊格の人物があなたの周囲に配置されてきます。

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