絶望から希望へ意識が切り替わる前世療法

多くのメンタル疾患、メンタル不全、メンタル不調の原因の根本にある共通の原因。それが「自己否定」の観念です。私たちのほとんどが、なにがしかの「自己否定」の観念を抱えています。

自己否定の意識の多くは両親との葛藤の中で生み出されたものですが、その他にも、幼い頃の失敗や挫折から来るものもあります。「自己否定」は思考のしこりとなり、いろいろな場面で行動を制限します。一つの「自己否定」が、関連するさまざまな問題に影響していることも多いです。「自己否定」こそ、すべてを縛るものであり、私たちが自己実現する時の最大の障害物です。この「自己否定」を解除するのは、なかなか難しいです。それは存在を自覚できていない人がほとんどだからです。自分は前向きでポジティブだと思っている人でも意外な部分で、「自己否定」をかかえているものです。

目次

人は誰でも、無限の可能性を持っている

人間はすべて無限の可能性が秘められているとの認識を強化していくことで、多くの「自己否定」は次第に弱まり、その影響は次第に小さくなります。しかし、もっと促進するには、自分の中にある「自己否定」の実体を見破り、それを改めて打ち消す積極的な「自己肯定」があるべきです。自分の中にどんな「自己否定」があるのか、その思考のしこりを分析してみましょう。そして、それを打ち消す「自己肯定」を勇気を出して宣言してみましょう。「自己否定」から、「自己肯定」へ、意識を脱皮させることで、メンタルは本来の力を取り戻します。自分の中にある「自己否定」の観念は一つだけとは限りません。むしろ、たくさんの「自己否定」が潜んでいるという場合がほとんどです。それを一つまた一つと、見破っては解除し、見破っては解除してくことで、悪しき影響力は次第に減弱していくのです。自分の中にある「自己否定」を打ち破る重要なアファメーションの一つが、「私にはできる」という言葉です。

人が自殺する時、必ずそこに絶望がある

自殺をする人は、生きる希望がなく、自分の居場所がないということです。なぜ、こうなる前に防止できなかったのでしょうか?自殺で存在が無になれるのであれば、それで良いでしょうが、実際はあの世でもっとつらい環境におかれます。自殺と他殺は、ほとんど同じ罪であることを知っていますか?戦国時代などに誰かを救うため必然の流れで自決するケースはこれにあたりません。一般には、人生苦から自死によって逃亡すると罪になります。人生をやめる前に、仕事をやめる、学校をやめる、引っ越す、転職など、転進する形で、目前の目標に分解して一歩一歩の前進を選択できたかもしれません。その柔軟性がなくなるのは誰かと「本音」で語り合うことができない状況にいたからかもしれません。そもそも、「本音」の会話をしないという環境なども原因となります。表面的な会話や世間体や建前だけの会話しかしていない親子や家族をみかけます。

あなたは何のために生まれてきたのでしょうか

前世療法で魂のガイドに「私の今生のテーマは何ですか?」と質問すると「それは○○です」と明確な返事がもらえますが、しばしば「生きることです」とか「とにかく生きること」と言われている人もいます。どんな人でもテーマとか使命とか宿題をもって、この世に生まれてきているのですが、それより大事なのは、自殺しないで最後まで寿命を生き切ることだということです。自分の生まれてきた意味がわかると、迷いはなくなりますが、はっきりわからなくても大丈夫な方法があります。それは「とりあえずの目標」を持つことです。

目標を持つと希望が生じ、良き引き寄せが始まる

今生のテーマはわからなくても、自分の人生のテーマはこれだというのを仮に決めて、それにむかっていくのです。すると前向きに生きることができるので、守護霊の応援を受けやすくなり、運の良い人生に変化していきます。その過程で、本物の今生の使命やテーマに自然に巡り合わせてもらえるのです。一年後の目標、三年後の目標、五年後の目標、十年後の目標ぐらいまでをノートに書いておきましょう。仕事、ライフワーク、人間関係、恋愛や結婚、健康、金銭といった分野ごとに目標を設定しましょう。とりあえずを決めたら、それにむかって、できることからはじめましょう。行動を開始すると守護する存在達も動き始めます。自殺を選ぶ前にまずやるべきことです。