引き寄せるには、こうなれば楽しい、幸せだと考える

思考の癖というのは強固なもので、意識して変えようとしないと
なかなか変わりません。
思考の癖は、無意識の世界から私達を縛ります。

知らず知らずのうちに、この影響を受けるので、
心身の状態も左右されてしまいます。
そんな中でも私達を苦しめる思考の悪癖の一つが、
「~しなければならない」という観念です。

例えば「親の言うことを聞かねばならない」
「この仕事を続けなければならない」「早く元気にならなければならない」
などなど。これを「こうなれば楽しいな」「こうなれば幸せだな」
という思考に切り替えていくようにしましょう。

「親に理解してもらえたら幸せだな」
「好きな仕事につけたら楽しいな」
「病気が治れば、幸せだな」
「元気に活動できたら、楽しいな」

という思考を作り出し、それが実現したイメージが描けたらさらに良いです。

私達は、日々に六万回思考するとされますが、
その思考の種類をできるだけ「~なれば楽しい」「~できれば幸せ」
という方向性にむけていくのです。

「~ねばならない」から「~すれば楽しい、幸せ」へ、
発想を転換していくということです。そのとき、私達の感情は、
「不快」から「快適」に切り替わります。

義務感が先行する「~ねばならない」式の思考は、私達を束縛し、
不自由さを感じさせ、不快な感情を誘発します。それが気力を奪い、
後ろ向きにさせ体調も悪くするのです。まさに「病は気から」です。

一方、「~なれば楽しい」「~できれば幸せ」という思考は、
私達に自由を感じさせ快の感情をもたらします。そのとき脳内では
「幸せホルモン」と呼ばれる、ドーパミンやベータエンドルフィンが分泌されています。

こうして幸福感が生じて神経系、内分泌系、自律神経系の機能が整い
体調も良くなってくるのです。さらに一歩進んで「わたしにはできる」
と自分自身に強く言い聞かせましょう。