霊界ばかりに思いをはせることの危険性

この世の自分を改善し向上させる努力をせず、あの世での生活に希望を託すあり方はきわめて危険で愚かな道です。
なぜなら、この世で経験したこと以上のことをあの世で経験することは困難だからです。
霊界は意志と想念の世界であり、その意志と想念はこの世で育まれたそのままです。

この世においてロクな意志と想念を育まないなら、あの世でもロクな世界には行けないのです。
自分以外の他者のために労作をして尽くすことが少ないと、その不足分に応じて、中有霊界下段から怠け地獄のどこかの位置に
その人の霊層があるのです。生きている時にその霊層にいるから、死後、そのままその世界に行くのです。

この世で一流の芸術に触れないと霊界で再現できませんが、触れていても霊層が低かったら、それが存在する天国界や中有霊界の上段のほうに死後、行くことはできません。そもそも、ゼロから霊界で芸術を学ぶことなど不可能で、学ぶにはもう一度、この世に転生するほかないのです。

この世に何のために生まれてくるのか。それはこの世でこそ、学問、芸術、宗教を学び、魂を進化させることができるからです。
あの世だけでそれをしようと思えば、この世の何百倍もの時間がかかるのです。
この世での自己の改善や向上を放棄して、あの世に願いを託すことがいかに本末転倒しているか。このことでわかるはずです

霊界通信などに過剰な関心を持つことは危険です。
論語や易経や山鹿素行を読んでいるほうがよほど有益です。
四書五経、偉人伝を読み、偉人の足跡を学びましょう。

この世での下座の業ができていることが大切です。
労働したり、人様のお世話をしたり、面倒だけど多くの人の
ために役立つことにかかわっていることが大切です。

引きこもりを脱出して、ゴミ拾いしたり、コンビニでバイトしたりしているなら、その分だけ、天国に近づいているということです。この世での想念と生活の実態があの世を決めます。この世で人としての努力が足りなかったら、あの世で低いところからやり直すことになります。

「できるという思い込み」を自分が生み出す努力をし、神仏にも精進努力を立志発願して、「できない自己」を「できる自己」へと脱皮させることが大切です。
今を改善せずして未来が良くなることはありえません。自分を脱皮させることが最重要課題です。

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