身近な人との対人関係改善法

家族や身近な人との口論などで気苦労が絶えない人はどうすれば、その状態を脱出できるでしょうか。コミュニケーションは、相手の立場や思考を認めてあげることを大切にし、自分の気持ちも伝えるのが最善です。相手があなたのことをどう思うとしても人の自由だから、認めて許容してあげるということです。

他者の思考と自分の思考に境界線を引く

しかし、相手の言い分をすべて自分が受け入れることではありません。自分は自分の考えをもっていてよいのです。二人の人間がいて、二人が互いに考えが違っても、かまわないのです。大切なことは、誰かの意見に支配されたり振り回されたりするようではいけないということです。自分以外の誰かがあなたのことをどう思うとしてもそれはあなたとは無関係な問題なのです。アドラー心理学ではこれを「課題の分離」と表現しています。他人の精神世界の中で、あなたのことをどんな存在として
観察されていても、それは他人の問題であり、あなたには関係のない問題です。

人生の主人公は自分であり、他者の思考に左右されてはいけない

あなたの運命を決めるのは、あなた自身の信念と思考です。あなたができると確信していることはできるし、できないかもしれないと思っていることはできないのです。あくまでも自分の心の問題です。父親も母親も祖父母も兄弟姉妹も関係ありません。彼らが何を考えていても、あなたの人生を支配することはできないのです。しかし、もし、彼らの言葉をあなたが受け入れて認めて自分は「これこれの人間なのだ」と思考してしまえば、そのとおりになってしまいます。誰の意見でも言葉でも、それにパワーを与えてしまうかどうかはあなた自身の受け取り方次第です。「ああ、あなたはそんな考えなんだね。わかりました。でも、私はまた別の考えなんだよ。」それでOKです。

怒りの感情とエゴイズム

そこで、怒りの感情が出る必要性がありません。ところが、あなたが、人の思考を支配しようとして、自分が「こう思ってほしい」「こんな言葉をかけてほしい」と自分の意図を強要しようとすれば、相手は不愉快になり、怒るのも無理はありません。支配されそうになれば誰でも不機嫌になります。夫婦の場合などでも、これでは夫婦円満になりません。もし、理想的な夫婦円満な家庭を構築したいとのぞむのであれば、相手の意見を理解してあげる必要があります。ですから、もし、相手は間違っていると思っても、まずは、いったん「ああ、それがあなたの考え方なんですね」と肯定してあげることが大切です。肯定はしても、それは、相手の存在を否定しないというだけです。その意見があなたを縛ることはありえません。

他者の思考をそのまま自分の思考だと勘違いしないこと

あなたを縛るものはあなた自身の思考だけです。自分が「私は幸せな人生が創造できる」と確信できれば、そのとおり実現するのです。これがわかれば、誰が何をいおうが、関係ないとわかるはずです。身近な人は、潜在意識のことも知らず、引き寄せも知らないのですから、間違ったことを考えているとしても、なんら不思議ではありません。その人の思考を改めさせるのは大変な労苦であり、すぐにできるものではないかもしれません。そんなことに感情をふりまわされているヒマがあれば、もっと自分の信念をゆるぎないものにするために、心を尽くすことに専念したほうが良いはずです。

他者が不機嫌になるのは他者自身の問題であり課題である

相手が不機嫌になったのは「否定された」からです。このようなコミュニケーションの仕方を改めることです。相手の意見を頭ごなしに否定したり、それにかみついたりしないようにして、いったんは相手の考えを受け止めて、認める広い度量や包容力を育てることも大切です。それは相手の言いなりになるのとは違います。自分の信念はあくまでも自分の自由です。あなたは人の意見にふりまわされず、自分の信念を持っていれば良いのです。それを誰かに否定されても耳を貸さないで良いのです。
相手に期待するのではないのです。自分に期待するのです。幸せを生み出せる自分自身の可能性に期待するのです。他人に期待しても、その期待通りになることはあまりないかもしれません。その反対に期待を裏切ることが多いぐらいです。それはすべて他者の問題であり課題なのです。

自分の価値観と思考を柱にして人生の主人公となる

自分に期待をし、自分を信じてあげることです。それができるのは自分だけです。あなたが自分を信じずして、誰があなたを幸せにするというのでしょうか?人間は誰でもその人が考えているとおりの存在になるのです。この原則をわかったうえで、身近な人との関係改善のノウハウが生きてくるのです。⇒⇒⇒身近な人の行動修正をする秘伝

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