パーソナル・リアリティと普遍的信仰心

奇跡的な大開運を引き寄せる方法を知っていますか?あなたの内面世界の在り方、境地、向かう方向、それが、あなたの今の現実を生み出しています。「パーソナル・リアリティ」というものです。もし、うまくいかないことが多いなら、それはあなたの心の中に本当の原因があります。

目次

自分のために生きるか大いなるもののために生きるか

自分の願望実現を祈ることは自分のための行動です。そうではなく、純粋に神仏のためにと思って、あなたは何かをしているでしょうか?神なるものへの奉仕の気持ちで仕事をしていたり、自己研鑽を神に奉納する心でしていたら、すでにたくさんの恵みを受け取っているはずです。恵みがない、苦難が去らない、理想が叶わない、という場合、自分のためだけに祈り、神なるものに十分に誠を捧げていないのです。願望が叶わないから、苦難が去らないから、あなたが暗くつらいのではありません。あなたが暗い気持ち、つらい気持ちで過ごしているから、いつまでたっても、神仏が十分に動けないのです。すべてを喜びと感謝で受け取るようになると現実は好転します。

意識が変わると現実も変わり始める

好転するまでの時間が物理的に必要なだけです。その数か月間あるいは数年間という時間は、現実が好転し始めるまでの間の試練です。その時間を、外界の有様に一切支配されずにあなたが喜びと感謝で過ごし、神仏に誠を捧げて神に奉納する気持ちで生きているなら、どんな願望も、どんな苦難も、あなたを満足させてくれる方向に動いて好転していくのです。あなたが愚痴、嘆き、不平不満を心に抱き続けていると、喜びも感謝も生まれません。家族のせいで私は苦しい。自分だけ願望が叶わないので苦しい。これこれのせいで、私は苦しい。こうやって、責任と理由を外界に押し付ける限り、なかなか幸せになれないということです。
「幸運なことに、このように恵まれています。」
「幸せなことに、こんなことがありました。ありがとうございます。」
「神様にご奉仕できる日々が喜びです。ありがとうございます。」
天国の住人というのは、このような想念ばかりです。そこに愚痴や不満や泣き言などはありません。

心の中に天国が築かれると現実化してくる

こういう気持ちばかりになると、心は明るく、軽く、温かい、天国の想念になりますので、神様が動けますから、どんどん運命は好転し、理想実現し、苦難は去るのです。人それぞれに好転するまでの時間はさまざまですが、そのいわば、時間の遅れ「タイムラグ」をどう過ごすかで成否は決まります。心が幸せになれば、現実にも幸せが来るけれど、そうなるまでの途中経過では、心は幸せになったが、現実はあいかわらずという状況があります。この時間をうまく過ごせないと、なかなか開花しないのです。この時間こそ、自己実現の鍵です。この時間をどうすれば、感謝と喜びで過ごせるでしょうか。もし、神に仕える天使だったとしたら、神様のために尽力する時、どんな心で臨むでしょうか。神の御用をするには、忍耐と苦しみを喜んで受け入れねばなりません。この世にどんな善行、善事を打ち立てるにも、この世に生み出すまでの忍耐と生み出す苦しみがあります。神の使者は、この忍耐と苦しみを喜んで受けます。それはなぜか?それは、すべてを神様のためにと、誠を捧げているからです。「この忍耐も苦しみもすべて神様に捧げます」と言う祈りを持って、すべてを感謝と喜びに変えて取り組むからです。

人類の歴史に残された偉人や賢者の足跡の秘密

人類の歴史に残る偉人や賢人達は、皆、このような境地を持っていたから神仏の加護と応援があり、偉大な業績や足跡を人類のために残せたのです。これらの人々は、その過程にあったすべての苦しみも忍耐も理想実現のために(つまりは神様のために)感謝と喜びに変えて乗り越えていったのです。「神に仕え奉る心」が人生を自由自在にする究極の普遍的信仰心なのです。神という部分は、人によっては芸術であったり学問であったり国際貢献であったり、発明や医学のためだったり、表現はさまざまですが、過去の偉人賢人達はすべてこの境地を持っていたからこそ、神様の応援が祈らずとも降りてきたのです。誠の道とは何かというと、すべてを神様に捧げる境地で、感謝と喜びに変えて忍耐と苦しみを乗り越えることです。あなたの心が天国になれば、結果はついてくるのです。あなたの心が先です。結果は心の後です。

部屋の掃除でも神に捧げる心で行うことができる

この部屋を神様が降臨される清々しい空間にさせて頂こうと思って、神に奉納する心でお掃除することができます。家事、洗濯、玄関の掃除、お風呂トイレの掃除も同様です。この家に神様が降臨される清々しい空間を整えさせて頂こうと奉仕の心で行うことができます。日々のお仕事も、難しい人間関係も、家族や親や子とのかかわりもすべて、神様へ誠を捧げるご奉仕として行うことができます。あなたが周囲に愛や善意や真心を放射することが神様の御用を務めていることになっているのです。愚痴と嘆きと不満をやめて、「人が幸せでありますように」という愛、「人がより良くなりますように」という善意。そして、「自分をもっともっと磨いて、神様のお役に立つ立派な人間に少しでも成長しよう」という求道心。これら愛、善意、求道心ばかりの自分になって毎日毎日一意専心して目前のことに努めたら、時間差はあっても必ず、現実が変化してきます。なぜかというと、その心だったら、神様が全力で応援できるからです。これは選択するかしないかだけの問題なのです。日々、この心で過ごすことを選び続けるのです。それが本当の「立志発願」です。