催眠状態で過去の記憶を探る退行催眠

前世療法とは催眠状態で過去の記憶を探る退行催眠の一種です。その時、自分の前世に戻りましょうと誘導すると、多くの人は前世の物語を思い出し、語りだします。そして、人間はこれまで何度も生まれ変わって生きていて、死んでも無になるのではなく、また来世があることを悟ります。

同時に、誰でも前世でやりのこした課題を抱えていて、今生でそれを克服したり、やりとげたりしようとしていることに気がつきます。自分の中の無意識の衝動の背景に前世の自分の意識が関与していたことに気がつくのです。そしてそのからくりを悟ることで、そのマイナスの影響から自由になることができます。ところが、しばしば「生まれる前の約束」とか、「転生のときの契約で」とか、こういう考え方にしばられている人がいます。これはちょっと理解がずれています。

確かに前世療法では、生まれる前の場面が出てくることがあります。そこでは、これから生まれる人生での、いろいろな約束を決めてから生まれてきます。しかし、その決め事は神の命令のようなものではなく、自分でプランニングしてくるものです。誰かを苦しめたので、次の生まれ変わりでは、その人に償いたいなどと、魂の計画が生じてきます。しかし、生まれてからも、軌道修正の自由が与えられています。もうこの関係からは卒業したいと魂が悟り、気づき、軌道修正をすることで、自分を苦しめる縁から自由になることもできるものなのです。

ポイントは立志発願です。どんなときでも刻々の自分の発願が大事です。どんな人生を創造したいのか、自分が決意して、そこにむけて動き出すことが大切です。自分のかかえている前世の借金(劫)と貯金(徳分)は、どんな生き方をしてもついてまわります。しかし、生きていく道筋は、その都度、刻々の自分次第なのです。何かに縛られていることは残念なことです。その自分を縛る観念、自分を縛る人間関係、環境への執着を、解き放つことに積極的になってみましょう。

良いこだわりであれば、そのままで全然かまいませんが、自分を苦しめるこだわりだったら、捨てても良いのです。前世療法から導き出される万人共通の天命は、私たちは魂を磨くために生まれ変わり死に変わりして、この世にやってきたという視点です。この本質さえ押さえていれば、仔細についてはもっと自由で融通無碍に考えてよいのです。

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