医師から受ける催眠療法が安全な理由

ヒプノセラピーと称するカウンセリングサロンが
日本のいたるところにできています。
星占い、ホロスコープ、タロット、霊視、
そんな占い感覚でこれらを利用する人も多いようです。

ヒプノセラピーすなわち催眠療法は、
受けるクライアント自身が催眠状態に入って、
潜在意識から情報を受け取るものです。

トランス状態というものは、日常においても
出たり入ったりしているものなので安全だと
一部のセラピストは説明しているようです。

しかし、催眠の深さ、状態によっては
危険な状態になる場合もあります。
健康状態や心身医学的状態によっても、
催眠状態になって具合が悪くなるケースもあります。

そのため、催眠療法は、医師から受けるのが安全です。
催眠療法の大家であったエリクソン博士はもちろん精神科医でしたし、
前世療法のワイス博士も精神科医でした。

ワイス博士も前世療法は医師から受ける方がよいと
『前世療法2』(PHP)で明記しています。
催眠中に体験した内容を現実問題に統合してはじめて
セラピーの効果があるのが催眠療法です。

その統合の作業が正確にできない人が、
セラピストを名乗っている場合、セラピー効果は低くなりますし、
上記のような危険も伴います。

日本では医師、看護師のような国家資格と違って、
催眠療法士という国家資格は存在しません。
ある意味誰でも名乗れる恐ろしい側面があります。