本当の生き方をしていると、誰でも、時間の経過とともに、試練を乗り越えながら、開運していきます。
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試練を守られながら乗り越える道
しかし、神様が守っている中での試練ですので、苦しみがあっても、必ずそれを乗り越えていけるように神様が背後でしっかり支えて守っておられます。これが、信仰心のある人と、ない人の差となります。そして、信仰心をきわめて生き方が変わるなら、磨かれた魂のレベルに応じて、神様は、前世からの因果応報を恩赦により、縮小してくださるのです。「大腸癌で死ぬ」ところを「腸閉塞の手術」にしたり、「交通事故で半身不随」になるところを、車をぶつけて廃車にするだけで助かったりします。その人の悟りと改心のレベルが進めば進むほど、恩赦も大きな角度になっていくのです。
愚痴や不平を言うほど運が遠のく
しかし、不平不満が抜けきらず、他者への憎しみが主になっているうちは、悟りと改心ができたとはいい難く、このような救いもなかなか起こりません。イヤなことにあったなら、それを「前世の負の遺産が清算されて、よかった」と受け止めることが大切です。先ほどの例でいえば、腸閉塞も車が廃車になることはも大きな苦痛であることは間違いありません。神様の救いの現れ方を知らない人間なら、不平不満、嘆きしか生まれません。しかし、「これは神様が大難を救い、小難にふりかえてくれた」。「自分の因果応報で受けるべき苦しみを縮小し救ってくれた」。このように受け取るならば、逆に感謝できるのです。
人としてあらん限りの努力をする
自分なりの努力を精一杯して、回避するべく努めるのはもちろんですが、それでも避けられないものについては、むしろ、受けることでより開運するための試練だと受けとめるいうことです。「これで前世の借金返済がまた進んだから良かったなあ。」と、開運が近づいたことを喜ぶのでちょうどよいのです。「神様のご加護により、大難が小難にふりかえられたんだ。神様、ありがとうございます。」というように受け止めることが大切です。あなたの受け取り方次第で、次に何が引き寄せられてくるのかが決まってきます。もし、周囲に善良な人を集めたいのであれば、まず、あなたが人様への愛を放射する必要があります。「類は友を呼ぶ」のですから、これは当然のことです。
あなたをとりまく現実を変えるには想念を変える
受け取り方次第で、どんな試練にもくじけず、明るく前向きに感謝できるようになります。本当の強さというのは、神なる存在を掌握して、自分の中に安心立命を確立することで生まれます。前世療法の体験は、その悟りを得ることができる、貴重な機会です。前世体験をきっかけに、日々の行動と思考のあり方を変容させることができるのです。すべてが感謝で受け取れるようになれば、開運は加速していきます。