自分を救うことと、他者を救うことは両立できる

もし、今、何かの苦しみを抱えているのであれば、
それは偶然にふりかかってきたものではありません。

前世からの因果がめぐりめぐって
我が身に戻ってきたものを受け取っているだけです。

因果応報の法則と呼ばれるものですが、
前世療法をしていると、この法則どおりになっていることが
実感できる事例に多数出会います。

因果応報の法則は、あなたを責めるものではありません。
活用して理想の未来を創造するためにあります。

因果応報の意味を知って、良き未来を生み出して
良き人生を創造することを選びとることが大切です。

つまり、今、良き原因を生み出して未来の良き結果を得るのです。
良き原因とは、愛と真心に基づいて世のために役立つことです。

憎しみを持ち続けている限り、幸せにはなれません。
「人を呪わば穴二つ」という言葉のとおり、
憎しみの念は自分にはねかえります。

自己を磨いて修養し、一つ一つ
世のために役立つ良き原因を作っていくと、
心は救われて、幸福感や生きがいを感じるようになります。

幸せな出来事が身の回りに増えて、
幸福感に満ちた状態になるのです。

今、日常が幸福感に満ちた状態になっていないとしたら、
それは後悔や憎しみを捨てないからです。

負の想念を捨て、人の幸せのために
行動を起こしていかない限り、心は救われないのです。

しかし、それが自己犠牲を前提にするなら逆効果です。
誰かの幸せのために行動を起こすとき、
世の中の第一番目は自分自身です。

自分を救うことと、他者を救うことは両立できます。
どうすればその状態になるか叡智を働かせてみましょう。