甘いことばかり言う精神科医やカウンセラーは要注意

最近の風潮として、とにかく患者に甘いことを言う精神科医やカウンセラーが増えています。いわく「あなたは今のままでいいんだよ」「あなたは悪くないんだよ。そのままでOKだよ」「自分をすべて肯定してあげよう。否定はいけないよ」こういうと、患者は「ほっとする」のです。だから、時にはこれもクスリとなります。しかし、いつまでも、このクスリは使えません。これは麻薬のような毒薬なのです。

今のままでいいわけない。改めてこそ成長する

甘い言葉で癒してもらうのは気持ちがいいかもしれません。だからこそ、その人間心理をついて、商売をする者たちが後を絶たないのです。しかし、この気持ちよさは、麻薬と同じです。なぜなら、これだと「進歩」が止まるからです。進歩しなければ、あとは劣化しかありません。宇宙には停滞はありえず、たえず進化か退化のいずれかです。人生の理想を叶えたり、より大きな幸せを達成したいのであれば、自分の中の歪み、改めるべき部分、それらの問題点を直視して、そこを軌道修正する必要があります。ありのまま、そのままでいいわけはないのです。しかし、本当のことを指摘されると人は良い気分はしません。それで、本当のことを言ってくれる医師やカウンセラーはおおくは不人気です。しかし、人間は魂を磨いて進化向上するために生まれてきているのであって、そのためには脱皮や自己変革が不可欠なのです。つまり、古い自分を捨てて新しい自分をたえず生み出し続ける精進努力が不可欠であり、そうすることで人生の幸せが増幅していくようになっているのです。

甘い言葉は麻薬のように精神をむしばむ

人は甘い言葉の裏にある商売心まで見抜けませんから、良いカモ、良いリピーターとして、こうした甘言ばかりの連中のもとに通い続けるのです。甘言は一種の麻薬です。「ありのままでいいよ」「ゆっくりしていいよ」「人のせいにしていいよ」「変わる必要なんてないよ」「わがままに生きていいよ」このような甘いことばかり書く精神科医の本がよく売れていますが、まさに世の風潮に一致しているのです。教育現場でも権利のみ主張し、義務を語らない教師が多いそうですが、他者の責任を追及し、すべて他人のせい、自分の権利ばかりを主張する、こうった思考様式そのものが、困難や苦悩を引き寄せていることを本当は悟ることが必要なのです。人生の主人公は自分自身であり、自分が、前向きにチャレンジして、困難を克服していかないと、満足できる人生を得ることなどできません。また、できないことができるようになり、苦手なことが克服されてこそ、魂の成長ですから、そういった要素がまったくない人生というのは生まれてきた目的から外れている人生ということになります。だからこそ、いつまでたっても本当の幸福感を得ることができないのです。

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